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ふたりで考える、仕事の話データ活用 / 介護事業の営業

介護の営業先、施設名だけで探していませんか。

三つの施設へ連絡したら、運営会社は同じだった。こはるとりんが、介護事業所の公開データから、運営法人やサービスの違いが分かる営業リストをつくる方法を考えます。

地域の地図に置いた三つの介護事業所と、それらを束ねる運営法人の青いフォルダー。

三つの施設。その窓口は三つ?

こはる
例えば、近所の介護施設を三つ調べて、別々に連絡したら、運営会社は同じだった。営業リストで、こういう重なりに気づけると助かります。
りん
施設の名前だけで一件ずつ並べると、見えにくいですね。事業所の情報と、運営している法人の情報を分けて持つと整理しやすくなります。
こはる
でも、現場の備品の話なら施設へ、複数拠点で使う仕組みなら本部へ相談したい。全部を一つにまとめても困ります。
りん
そうですね。同じ法人だから施設を消すのではなく、関係をたどれるようにします。何を提案するかによって、見る単位を変えられる形です。
こはる
AIに「介護施設を探して」と頼む前に、どこへ何を届けたいかを決めるんですね。
りん
はい。私たちが開発している営業情報の仕組みでも、まず介護事業所の公開データを取り込み、運営法人などの項目を整理するところから始めています。

検索窓より先に、公表データを見る。

こはる
最初の一覧は、検索結果からつくるんですか?
りん
介護では、厚生労働省の介護サービス情報公表に関するCSVを入口にしています。CSVは表計算ソフトでも読める一覧の形式です。地域やサービス種別など、そろった項目から始められます。
こはる
同じ介護でも、訪問する事業所と入居する施設では、提案するものが違いますね。
りん
その違いを先に絞れます。それから、会社名の略記や余分な空白をそろえる。「株式会社」と「(株)」の違いで、別の会社として扱わないためです。

一覧を、そのまま連絡先の束にしない

  1. 公表データを取り込む

    地域とサービス種別から、対象を絞る。

  2. 表記をそろえる

    法人名の略記や空白を整え、重なりを探す。

  3. 足りない情報を確認

    運営法人や公式サイトなどを補っていく。

  4. 提案先の単位を決める

    事業所を見るか、本部を見るかを考える。

こはる
名前が似ているだけで、同じ法人と決めてしまわないことも必要ですね。
りん
はい。表記をそろえるのは確認の手助けです。最終的には法人番号や所在地など、使える根拠も合わせて見ます。元の表記も分かるようにしておきたいです。

AIに全部読ませる前に、決まった作業を片づける。

こはる
この一覧の整理も、毎回AIに読ませるのでしょうか。
りん
同じ列を読む、表記をそろえる、地域で絞る。そうした作業は決めた手順で進められます。AIを使うなら、その手順をつくることや、集めた情報から確認したい点を考えることに使えます。
こはる
「何件集めたか」より、「どういう提案が合いそうか」を考えるところを手伝ってほしいです。
りん
そこで、相性、課題の手がかり、連絡先の分かりやすさを分けて見ます。点数は、売れる確率ではなく、次に調べる順番を決める目安です。
こはる
サイトに採用情報があったとしても、今すぐ採用支援を求めているとは限りませんしね。
りん
ええ。公開情報からの手がかりと、本人へ確認したニーズは別です。AIに相談する場合も、その違いを残した情報を渡します。

毎回つくり直さないリストにする。

こはる
一度つくったリストも、担当者が変わる頃には古くなってしまいます。
りん
情報を取った日と、連絡した履歴を分けて残すと、更新しやすくなります。情報を取り直しても、人が書いた次の予定を消さないようにしたいですね。
こはる
重複をまとめるときも、片方にだけ残っている「連絡済み」を見落としたくないです。
りん
まさに、リストの件数だけでは分からないところです。まず一地域、一つのサービス種別で、取得から担当者が使うところまで試すと、必要な列が見えてきます。
こはる
私なら「この施設に、どの話を、誰から伝えるか」が分かるところまで欲しいです。
りん
その使い方から逆算して、取得先と整理する項目を選びましょう。集める仕組みと、使い続けられるリストを一緒につくれます。