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ふたりで考える、仕事の話セキュリティ・保守共有URLの管理 / AIで開発

有効期限とパスコードがある商談URLの開発。期限後に開けないことまで確かめるテスト。

会員登録なしで開ける商談URLは便利な反面、商談が終わったあともずっと見られる状態のままでは困ります。営業ツールの有効期限や入室パスコード機能を題材に、AIへ開発やテストを任せる際の確認条件をりんとボスが辿ります。

青いガラスの扉の前に時計と鍵があり、奥に資料が置かれたイラスト。

商談中は開きやすく、終了後は閲覧を止められる仕組みにする。

りん
ボス、メールで送ったURLからお客さまがすぐ部屋に入れる仕組みはすごく便利なんですけど、半年前に終わった商談のURLまでずっと開ける状態のままだと、ちょっと心配になりませんか?
ボス
うん、メールに書いたURLは相手の手元にずっと残るからね。相談が進んでいるあいだはすぐ開けて、商談が終わったあとは部屋の公開を終了できるように、最初から設計しておくのが大事だよ。
りん
この営業ツールには、部屋の「有効期限」と、必要に応じて設定できる「入室パスコード」がありますよね。さらに担当者側で手動クローズして公開を終了する操作もあるので、商談の期間に合わせて切り替えられます。
ボス
そうだね。ただ、「URLやパスコードを知っていること」と「間違いなくご本人だと確認できていること」はイコールではない。メールが関係者に転送されるケースも考えて、その部屋にどんな資料を置くかに合わせて入口の条件を決める必要があるね。

AIへ開発を頼むときは、期限切れの画面と添付ファイルの扱いまで指定する。

りん
もし似た仕組みをAIに開発してもらうとき、「部屋に有効期限の項目を追加して」とだけ頼んだら、設定画面に日付の入力欄ができただけで「完成しました!」って報告されちゃいそうです。
ボス
ありがちだね。だから頼むときは、期限が切れたあとの振る舞いまでセットで渡すんだ。「期限の前は通常どおり会話と資料の閲覧ができて、期限を過ぎたら入室を拒否する。期限切れの案内画面には、部屋の会話や資料を一切表示しない」と具体的に書くといいよ。
りん
あっ、それと部屋の画面自体は非表示になっても、前に開いた添付ファイルの直接URLを叩いたらダウンロードできちゃった……なんて抜け道があったら困りますね! 関連するデータ取得の経路もあわせてチェックするよう指示に入れます。
ボス
いいところに目が行くね。「有効期限の項目があるから安全」で済ませずに、どの画面とどの通信経路をテストで確認したかを記録に残してもらうようにしよう。
りん
「期限前にちゃんと開けました!」っていう正常系のテスト結果だけじゃなくて、「期限後やクローズ後にアクセスしたらちゃんと拒否されました!」っていうテスト結果までそろえてもらうのがゴールですね。

共有URLの変更でAIに確かめてもらう場面

  1. 期限前に開く

    想定した相手が資料を見て、会話できるか。

  2. 期限後に開く

    入口の表示だけでなく、関連する取得処理も調べる。

  3. 別の立場で操作する

    担当外のスタッフや別の会社から操作できないか。

  4. 終了後に開き直す

    古い画面や保存したURLから何が見えるか。

テスト専用の部屋と時刻設定を用意し、本番環境と切り離して試す。

りん
こういう期限切れやクローズの動作をAIに続けてテストしてもらうとき、まさか今動いている本物の商談ルームを使って試すわけにはいかないですよね。
ボス
もちろん。テスト専用の架空の会社とお客さまの部屋を用意しよう。プログラム側で「期限の5分前」「期限の1分後」の時刻を再現できるようにしておけば、実際に何日も待たずにその場でテストを回せるよ。
りん
なるほど! AIへの指示にも「テスト環境だけで修正と検証を進めて、本番の設定や送信先は絶対に変えないこと。もし想定と違う結果が出たら、再現手順とログを残して止まること」と書いておきます。
ボス
もし「担当外のスタッフがこの部屋を見られていいんだっけ?」のように権限のルールが仕様書から読み取れない箇所に出くわしたら、AIが勝手に判断して広げずに、質問として戻してもらうようにしよう。
りん
パスコードを設定した部屋と、設定していない部屋の両方でテストを回してみますね。営業担当の人が設定する画面と、お客さまが入室する画面の両方で手間が増えすぎていないかも一緒に見られますし!

商談の期間に合わせて期限の目安を決め、再開の手順も用意する。

ボス
プログラムのテストとあわせて、実際に使う営業メンバーとも最初にすり合わせておきたいことがあるんだけど、何だと思う?
りん
えーと、「そもそもその商談が何日くらいで一区切りつくか」ですかね? 1週間で決まる日程調整と、何ヶ月も比較検討する大きな商談を同じ7日間の期限にしちゃったら、大事な検討中にページが開けなくなっちゃいます!
ボス
その通り。それに、部屋の公開を終了する前にどの記録を社内へ残すか、もし数ヶ月後にお客さまから「やっぱりもう一度相談したい」と連絡が来たときに誰がどう再開するかも決めておきたいね。
りん
期限の数字を入れるだけじゃなくて、部屋を作ってから終了・再開するまでの運用を一続きで決めておくんですね。まずは1つの商談パターンを例にして、期限前後の動きをAIと一緒にテストしてみます!