ふたりで考える、仕事の話開発の舞台裏 / Web開発
記事がまだないのに、ブログを公開した理由。
「ボス、公開したのに準備中なんですか?」りんの疑問から、記事を書く前に何をつくり、何を確かめたのかを紹介します。

最初の1ページは、たった二行だった。
りんボス、ブログが公開できたと聞いて見に来たんですが……「準備中」って書いてあります。記事を置き忘れたんですか?
ボス記事は、これから考えるところだよ。先に、書いたページを公開して、読めるところまで確かめたんだ。
りん読むところ、もう終わっちゃいました。二行ですよ。
ボス短いね。でも「blog.omnito.jp」で開けるか、通信が暗号化されているか、文章を直したら公開中のページも変わるか。この二行でも確かめられるよ。
OMNITO BLOG
ただいま準備中です。
公開まで、もうしばらくお待ちください。
りん長い原稿を書いてから「公開できません」で止まると困りますね。先に一度、公開まで試しておいたわけですか。
ボスそう。原稿を保存して、公開して、実際のページを見る。短いページなら、どこかで失敗しても直して試しやすいからね。
最初に決めたのは、記事の書き方。
りん記事を書く管理画面は、どこにあるんですか?
ボス今回は、原稿をファイルに保存する方法を選んだんだ。記事を書くための管理画面を別に用意せず、AIがファイルを編集して公開するやり方だね。
りん今回の会話も、ファイルで書くんですね。画像や図解はどうするんですか?
ボス文章に加えて、画像や会話を入れる場所もファイルに書くんだ。それをWebページにするのがAstroという道具。できたページは、Firebase Hostingというサービスで公開しているよ。
りんでは、担当者が自分で画面を開いて、記事を書きたくなったら?
ボスそのときは編集用の画面があったほうがよいかもしれないね。何人もで記事を書いたり確認したりするなら、CMSと呼ばれる、記事や画像を管理する仕組みも候補になる。
りんどの道具を使うかは、「次の記事を誰が、どう公開するか」で変わるんですね。
変更を送ったら、自動で公開される。
りん今は、変更したファイルをGitHubという保管先へ送ると、自動で公開されるんですよね。送ったら、あとは待つだけですか?
ボス公開用の場所に送ると、まずエラーがないか自動で調べるよ。ページをつくって公開した後も、正しい内容が出ているか、画像を読み込めるかまで確かめる。
記事を変更原稿と画像を保存
ページをつくるエラーがないかも調べる
サイトを公開公開したページを確かめる
りんコーポレートサイトも同じプロジェクトにありますよね。ブログの誤字を直すたびに、両方を公開し直すんですか?
ボス直したほうだけ公開し直すよ。両方を変えたら両方だね。開発者向けの説明書など、一部の文書だけを直したときは、サイトの公開処理は動かさない。
りん同じ場所で作業していても、ブログの誤字ならブログだけ直せるんですね。
「設定した」と「届いた」は、別々に確かめる。
りん通信の暗号化やアクセス解析も、設定画面に入力すれば終わりだと思っていました。
ボス設定した後に、実際のURLを開いたよ。アドレスが「https://」で始まり、証明書の警告が出ずにページを見られるところまで確かめた。
りんアクセス解析は、数字が届くところまで?
ボスうん。今回は、読む人が許可してから計測を始める。Google Analyticsというアクセス解析のサービスに、ブログが読まれた記録が届くところまで確かめたよ。手元のパソコンで原稿を確認するときは数えない設定だ。
今回、確かめたこと
- blog.omnito.jpを、暗号化された通信で開ける。
- 変更したサイトだけを、自動で公開し直せる。
- 公開したかった内容と、表示される内容が同じ。
- 読む人が許可すると、閲覧の記録がアクセス解析に届く。
りん同じ二行のページでも、裏側の「準備できました」の中身は、だいぶ違うんですね。
今はつくらない、と決めたものもある。
りん記事の検索やランキングも欲しくなります。あと、関連記事と、おすすめの記事と……。
ボス読む記事が増えたら必要になるかもしれないね。ただ、準備中の段階では、記事の一覧や詳細ページ、検索もまだつくっていなかった。どんな記事を、どう読んでもらうかを先に考えたかったんだ。
りん確かに、私たちの会話を読むブログなら、欲しい見せ方も変わりそうです。
ボス今は実際の記事を見ながら話せるね。会話が長いところを短くしたり、途中に図を入れたり。手元で読みやすさを確かめてから公開する。下書きは公開せず、仕上がった記事だけをサイトに載せるようにしたよ。
りん業務アプリでも、最初に入力画面を触ってみたら、「この項目が足りない」と気づけそうですね。
ボスそういう確かめ方ができるね。実際の担当者が触れる形にして、必要な情報や使いにくいところを見てから、管理や集計を考える。
次は、どんな記事を書こうか。
りんこれで記事を公開できますね。次は、読んだ人が「自分の仕事でも試してみよう」と思える話を書きたいです。
ボスうん。疑問から始めて、具体例や図を見ながら考える。最後に、明日の仕事で試せることが一つ残るといいね。
りんつくりたいものがある人も、全部決まるまで待たなくてよさそうです。「この作業が楽になる画面を試したい」から相談できるんですね。
ボス誰が、どんなときに使うものか。そこから話せれば、最初の試作に何を入れるか、一緒に整理できるよ。
