ふたりで考える、仕事の話データ活用 / 書店の営業
書店への営業は、連絡先を集めるだけでは始まらない。
メールを見つけたから、送ってよい? そーくんとこはるが、書店ごとの活動や窓口の案内を読み、連絡しない判断も残す情報収集の方法を考えます。

メールが見つかった。それで送れる?
そーくん書店向けのサービスを紹介したいとき、AIに連絡先を集めてもらえたら助かりそうです。
こはる私なら、何の窓口かも一緒に知りたいです。注文の問い合わせ先と、お店への提案を受け付ける先は違うかもしれません。
そーくんメールアドレスだけ並ぶと、全部同じ連絡先に見えてしまいますね。
こはる「営業の連絡はお断り」と書いてあったら、それも必要な情報です。連絡先を取れたから成功、で終わらせたくありません。
そーくん集める件数を増やすより、連絡してよいか考えられるリストが欲しいです。
こはる私たちが開発している書店向けの情報収集でも、連絡先と一緒に掲載ページや案内を残し、見送りの判断まで扱うようにしています。
お店の一覧を、今のお店へつなぎ直す。
そーくん書店の情報は、公的な会社一覧だけでは探しきれなさそうです。
こはるこの仕組みでは、公開されているシェア型書店の一覧や、手元で用意した店舗のCSVを入口にしています。そこから、お店の公式サイトを確認します。
そーくんシェア型書店は、棚を借りて本を売るような形ですね。同じ「本のお店」でも、営業の仕方が違いそうです。
こはる読書会やカフェの案内があるかも、見る項目になります。ただ、書いていないから開催していない、とまでは決めません。
そーくん一覧に昔の名前が残っていたら、別のお店を二件として数えてしまいそうです。
こはる違う一覧から取った情報でも、同じお店ならまとめられるようにしています。どの一覧から来たのかは残して、後で確認できるようにするんです。
連絡先と一緒に、連絡する前の判断材料を残す
- 店舗を見つける
公開一覧や手元のCSVから、候補を整理する。
- 公式サイトを確かめる
取得できる範囲で、お店の案内を読む。
- 窓口と根拠を残す
メール・フォーム・SNSと、掲載ページを記録する。
- 見送る判断も残す
営業お断りの案内があれば、連絡候補から外す。
AIを使うなら、読む前の約束も必要。
そーくん公開サイトなら、好きなだけ情報を取りに行けるのでしょうか。
こはるこの書店向けの取得処理では、機械による取得への案内であるrobots.txtを確認してから、公式サイトを見ます。取得できない場合は、その理由を残します。
そーくん取れないときに、AIが想像でメールを補っても困りますね。
こはるはい。公表されている連絡先を、掲載ページと一緒に集めます。お断りの案内が見つかったお店は、出力するリストでも連絡先を空欄にする扱いです。
そーくんそこまで決まった作業なら、毎回AIに判断させなくてもよさそうです。
こはる実際、この書店の取得・整理では、生成AIを呼ばずに処理する部分があります。AIに仕組みをつくってもらう場合も、毎回同じルールで確かめる仕事は、手順として残せますね。
集めた後に、どう声をかけるかを考える。
そーくんではAIには、集めた情報から、お店に合う紹介の仕方を考えてもらうのがよさそうです。
こはる例えば、読書会の案内が確認できたお店なら、その活動と関係する提案を考える。ただし、参加人数や集客の悩みまでは、分からないままです。
そーくん「集客にお困りですよね」と勝手に始めない、ということですね。紹介の案をつくったら、掲載ページも自分で見たいです。
こはるその確認を経て、連絡するかを決めたいですね。この仕組みがしているのは、候補の整理と連絡方法の案内まで。自動でメールやDMを送るものではありません。
そーくん相手を調べるところが楽になれば、一通ごとの内容を考える時間に使えそうです。
こはる送れる件数だけでなく、連絡する理由があるかを見る。そのための情報を集めるところから、AIの使い方を考えたいですね。
